井上博之先生 (慶應義塾大学医学部)
各予備校を見回してみても、防衛医大対策をやっている講座は少ないのが現実だと思います。
通常授業の時期にあるので、わざわざ1校のために照準をあわせることはできないし、しないということなのでしょう。また、あったとしても「今までやってきた普段の勉強をしっかりやれ」とまとめられてしまいます。
でも、それじゃあ結局全部やれって言ってるも同然で、途方も無い時間と労力がかかってしまいます。そもそも、普段の勉強がしっかりできている人ならいーですが・・・といつもつっこみたくなります。私も、防衛医大対策は、右も左もわからずがむしゃらにやった記憶があります。
普段からしっかり勉強が進んでいれば不安は無いわけですが、人間はそんなにうまくいきません。学力を上げるためには、もちろん努力することが一番です。でも、学力不足でも楽に少しでも点数を上げたいと思うのも人間です。最小限の努力で最大限の効果を!・・・です。
この講座は白水さんの防衛医大対策の集大成が詰まっています。各講師は自分の科目の勉強を教えるだけです。しかし、教務という仕事は受験生1人1人の全体を見ます。個人個人で完成度も違うんだから、やるべきことは違ってくるはずですよね?勉強というのは(どんなにいい教材・講師を使っても)本人の努力によるところが大きいのは事実というのは皆さん感じていると思います。実は、塾としては勉強の方向付けが大切なんです。医学部受験では、基礎学力はもちろんですが、情報というものも大切になってきます。試行錯誤の上成功した、門外不出のノウハウが詰まっているのではないでしょうか?
防衛医大は、東大理三や慶應に受かるレベルの人でも落ちる大学です。この講座を受ければ必ず受かるというものではありません。しかし、大いにヒントとなると思います。いわばヒント集です。白水さんは、防衛医大に受かるレベルにない生徒を短期間で正規合格に導きました。入塾当初は受かるレベルではありませんでしたが、直前の手応えでは対策を担当する私たちも受かるなと実感するレベルに達していました。もちろん、一番は本人の努力ですが、私たちの方向付けもよかったんだと自負しております。また、この講座は防衛医大対策ですが、年明けの志望校対策の進め方のヒントにもなると思います。
ぜひ、あなたも120%この講座を活用し、目標に向かってベストを尽くしてください。あなたに会う日を楽しみにしています。
【担当講師略歴】
慶應義塾大学医学部医学科卒業
防衛医科大学校、名古屋大学医学部医学科、
慶應義塾大学法学部法律学科(センター利用)合格